コミネ 電熱グローブEK-201 レビュー&配線

VFR800 RC46-2(後期型)

コミネの電熱グローブEK-201を買ったのでレビュー

FTR223にグリップヒーターGH08を取り付けていましたが 

手のひらは暖かいのですが、 

手の甲と指先は冷たくなります。 

今季からはアツアツのグリップヒーターと電熱グローブで 

QOLを上げようと 

コミネの電熱グローブEK-201を購入しました。 2022年5月に。。早いな。 

 

しかし、配線処理に時間があったにもかかわらず 

配線完了したのが10月中旬。ギリギリ。 

まずはEK-201のレビューから 

装着した感じはちょっとゴワゴワしたグローブだなという感じ。 

今回は防寒対策なので手首まで隠れるEK-201にしました。 

暖かさには3段階ありMaxで55度。

ちょっと熱いお湯ですね。 

グローブ時代はこぶしのところにもガードが入っていますし 

 

 

 

結構、堅牢な作りになっています。

もうすぐ冬がやってくるので確実に取り付けておきます。 

急ぐとロクな工事にならない。 

取扱説明書にはコミネのジャケットとズボンも連動できるよって 

書いてあります。VFR800はヒートシーター(排熱)があるのでズボンはいいかなー。 

 

コミネ 電熱グローブEK-201取り付け方法 

EK-201はバッテリーを使えば、

コードレスで運用できるのですが、 

バッテリーの残量を気にしたくないのとバッテリーの充電が面倒だと思ったので 

バイクから直接電源を供給する配線を組みたいと思います。 

 

配線に使ったもの 

・コミネ 電熱グローブEK-201 

今回のメイン。冬が楽しみになるといいなあ。 

・エーモンコルゲートチューブ7φ 

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付属の配線を保護するために使いました。 

タンク下を這わせるなら配線の耐熱温度も大丈夫ですが、 

コルゲートチューブを使ってみたかったので今回、採用しました。 

・自己融着テープ 

コルゲートチューブと配線を防水処理するために使用。 

ビニールテープと違ってしっかり防水できるのと 

ベタベタが残らないのでかなりいいです。

・電工ペンチセット 

ギボシ端子を圧着するのには必須。 

車にも使えるので買っちゃいましょう。 

・ギボシセット 

今回は配線を自作したので結構な量のギボシ端子を使いました。 

 

・エーモンリレー 3235(定格:20A) 

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・エーモンリレー 3234(定格:10A) 

軽い割にB接点が使用可能です。

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・エーモンヒューズ10A 

今回は、電装を追加になるので安全対策でヒューズは必須です。 

10Aあれば120W(電圧(V)×電流(I)=W)なので十分です。 

5Aでもよかったな。。 

・インシュロック 

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バイクに這わした配線をまとめる用に。 

バイクには黒いインシュロックが目立たなくていいです。 

今回はうまく隠せたので白インシュロックを使用。

・電線0.75mmsq 

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ハーネスを作成するために使用。 

赤、黒の2本組なので割いて使えば 

別途に赤線、黒線を用意しなくて済みます。 

ちょっとだけ双方の色が残りますが、

シートの下に格納するので気にしない。 

配線取り付け手順

前にキジマのグリップヒーターを取り付けたときに 

EK-201の配線を這わせておきました。 

EK-201の配線にエーモンのコルゲートチューブを入れて 

インシュロックで固定します。 

ここまでは普通の配線ですが、 

今回はエーモンのリレーを

使ってバッ直(バッテリー直接仕様) にします。 

というのも今、バッテリーには 

プラスとマイナスに既設VFRの配線と

デイトナの電圧計が付いています。

この時点ですでにバッテリーにはプラスマイナスには2つの端子がついています。 

これ以上、端子に接続するのは3が限界かなと思っています。 

あんまり端子を増やし過ぎると緩みの問題が出てくる心配があります。

 

リレーを使って分岐してあげたほうがスマートにできる考えました。

デイトナのD-UNITも候補にありましたが

VFR800RC46-2) シートの下に余裕がない。 ほんとに。

将来的にドラレコも装備したいので

今回はD-UNITは見送り。 

 

エーモンのリレーで組んだらリレーが

故障した時、ホームセンターにリレーは取り扱っているので 

復旧が容易なのもメリットだと考えました。 

こんな感じで壊れたところだけ交換可能です。

今回の配線図はこちら。 

(画像) 

 

ACC電源で 

RY1(電熱用品用) 

RY2(将来のドラレコ用) 

をオンできるように組みました。 

ハーネスを組むのが面倒でした。。

空いてる時間を使ってチマチマ作りました。 

 

エーモンのリレー3235は接点定格が20Aもあるので 

一つにまとめたらよかったのですが、 

3234はB接点があるのでドラレコを装備した時に 

黄色から白色に差し替えれば 

ACC電源を入れなくてもドラレコの調整ができると考えたからです。 

ミツバサンコーワのドラレコを装備しようと考えているのですが 

これはWi-Fi対応になっていてスマホで動画のダウンロードも可能です。 

私のVFR800RC46-2)はハザードランプがついているのですが 

取り扱い説明書には 

ハザードランプの使用は 

エンジンをかけない状態でハザードランプの使用は30分以内」 

と書いていました。まあヘッドランプもあるし、バッテリーから 

計算するとそれぐらいしか持ちません。 

ドラレコの映像をダウンロード中にバッテリー上がるなんてもうギャグだよ。 

休憩中に試しにダウンロードしたい時もあるだろうしね。 

 

ドラレコだけなら5Wぐらいなので存分に運用することができます。 

話がドラレコに脱線しましたが、、配線していきましょう。 

 

まず、バッテリーからヒューズを分岐させます。 

(画像) 

 

今回の配線図にもあるようにバッテリー端子のプラスのすぐあとに 

ヒューズ10Aを経由してリレーに配っています。 

 

こうすればもし、断線してプラスがフレームに当たっても 

すぐに10Aのヒューズが切れてくれます。 

 

なるべくプラスの配線のすぐ後ろにヒューズがあれば安心です。 

 

ヒューズを取り外した状態で置いておきます。 

 

VFR800のここに収納したいので事前に這わせておいた 

ケーブルをプラス10cmぐらいで切ってギボシ端子で処理します。 

 

個人の手の大きさにもよりますが、握りこぶし一個分が10cmになります。 

(手のひらの写真) 

 

これで仮配線が出来ました。 

 

次にACC電源をRY1、RY2に配線します。 

そして、RY1,RY2のマイナス側をボディーアースから 

伸ばした2.00mmSQの銅線に繋ぎます。 

 

ちなみにこのボディーアースはタンクを上げた時に偶然発見したもの。 

 

適当なボディーアースでも良かったのですが、 

ホンダが考えているアースなんだから信頼性も高いだろうと 

思ってここのアースから分岐することにしました。 

 

これでRY1,RY2の配線が完了しましたので 

配線チェックをして、ACC電源をオンします。 

あー、緊張する。 

まあ、プラスマイナスを間違えてもリレーの破損だけで終わるはずです。 

 

ACC電源を入れるとカチンとリレーがオンしました。 

念のため、テスターで電熱グローブの配線を測定します。 

大丈夫そうですね。 

今回の電熱グローブの接続の大元はここにして 

長いケーブルはステムホルダークランプに巻くことにします。 

(画像) 

 

冬だけの装備なので暖かくなれば取り外し可能にしました。 

 

正直、車体から伸びるケーブルが邪魔かなと思いますが、 

冬に快適なライディングができると思ったらデメリットもないです。 

 

実際コミネのEK-201ってどれぐらい暖かいの? 

 

それでは実際に運用状態は何度なのか、温度計を使って測定します。 

 

まず使ったのはこちら。おんどとり。 

時系列で温度が測定できるデータロガーになります。 

今回は5秒ごとに温度を測定するように設定しました。 

 

(画像) 

外気温は 

グローブ内部は度からのスタートです。 

 

おんどとりは2点同時に温度測定ができるので 

実際に自分がつけてしまうと体温で加減が分からないので 

ひとまず、外気温測定&LV3での温度測定 

をやってみました。電圧は平均で15Vです。 

本来は家の中で測定したかったけど、さっさとハーネスを組んでしまったので 

バイクにつけての実働試験になります。 

 

LV3で20分間運転してみる。(グローブのみ) 

15Vで20分運転してみるとグローブ内部の温度は度でした。 

なかなかいいですね。 

 

LV3で20分間運転してみる(グローブ装着) 

おんどとりを片手に入れての測定です。 

(画像) 

体温があるのでグングン上がっていますね。 

グローブ内部の温度は度でした。 

 

グリップヒーターだけだとどうしても指先が冷たいですが、 

電熱グローブを併用することで、それが解消できます。 

今回はリレーを組んだり、将来のドラレコを考慮して 

して複雑になりすぎましたが 

普通に運用するだけなら(2アンペア・25W)なので 

ヘッドライト周辺から電源を取ってくるだけで大丈夫です。 

 

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