石手川ダムについて調べてみた


よくこの時期に
「石手川ダムの水位が~」とニュースで聞くのでこの際に調べてみました。

石手川ダムについて

石手川ダム(いしてがわダム)は、愛媛県松山市の一級河川・重信川水系石手川に位置するダムである。洪水調節や上水道・灌漑用水の供給を目的に、建設省四国地方建設局(現国土交通省四国地方整備局)により建設された。堤高は、松山市で最も高い建築物であるいよてつ高島屋の観覧車よりも2メートルほど高い。

wikipedia引用

石手川ダムの高さについて

へー、いよてつ高島屋の観覧車より2m高いのが意外。
石手川ダムの堤防ってめちゃくちゃ高いのに観覧車より2mしか変わらないのが驚きでした。
まあ国土地位院の地図で調べてみよう。

石手川ダム堤防が214.3m
いよてつ高島屋の土地が21.4m

大観覧車くるりん
屋上には、大観覧車「くるりん」という愛称の観覧車がある。2001年(平成13年)10月10日、いよてつ百貨店(当時)の増床オープンとともに運転を開始した。地上からの高さは85m、海抜で106mの高さまで上昇し、北は松山城、南は坊っちゃんスタジアム、西は瀬戸内海を望むことができる。夜間のネオンサインは松山市郊外からでも目印になる。

wikipediaより

え、国土地理院の土地が21.4m+85m=106.4mらしい。

堤高(ていこう)とはなんぞや。

堤高

ここを見るとわかりやすい。
あーなるほど。ダムの下から上までの高さを堤高(ていこう)っていうんだな。

ここでもう一度、国土地理院の地図で調べてみる。
ダムの基礎がここだとして、ここは130m。

さっき調べたダムの堤防が214mだから

214m-130m=84m!!

おお。くるりんとほぼ同じ高さになった。
こういうことだったのねー。納得。
てっきり、標高で考えてて
ダムの堤防の高さと「くるりん」の高さがほぼ同じだと思ってた。

調べてみたいな分からないこともあるもんだ。

石手川ダムの貯水率について
http://www1.river.go.jp/cgi-bin/DspDamData.exe?ID=1368080150020&KIND=3&PAGE=0
ここのサイトをみると常時、貯水量、流入量、放水量、貯水率が調べられます。

たまにセンサーのメンテとかで欠測になっていますが、
あんまり気にしなくていいです。

ちなみにダムの役割の一つに「洪水調節」があります。

https://www.skr.mlit.go.jp/matsuyam/river/ishitegawa/chosetu.html

石手川ダムは流入量300m3/sec(1秒間に300トン!)
に耐えることができます。

石手川ダムの放流は3つ
https://www.skr.mlit.go.jp/matsuyam/river/ishitegawa/img/keihoushiryou.pdf

①ホロージェットバルブ(放流量10.1m3/sec)
②コンジェットゲート(10m3~300m3/sec)
③クレストゲート(コンジェットゲートとの併用)

ホロージェットバルブについて
水道用水などの利水補給には
ホロージェットバルブ(放流量10.1m3/sec)を利用します。
このホロージェットバルブは動作部分が機械内部にあるため
メンテナスは手間がかかりますが、整備することができます。

ホロージェットバルブ動作はこちらのページに詳しい動作のCGがあります。http://www.suiryoku.com/g_v/v_hollow/hjv0.html
ニードルが動いて水量を調整するので放流量の調節がし易いのです。

コンジェットゲートについて
緊急放流が実施される時にはこのコンジェットゲートが使用されることになります。
全開時には300m3/sec(1秒間に300トン)の放流が可能です。
この時には放流警報で下流河川の水位上昇を知らせるようになります。
警報が鳴っている間には石手川ダム、重信川には近づかないようにしよう。

https://www.skr.mlit.go.jp/matsuyam/river/ishitegawa/img/keihoushiryou.pdf

余談ですが、
コンジェットゲートがあればホロージェットバルブいらなくね?っと思ったでしょ?

結論から先にいうとホロージェットバルブは必要。
コンゲットゲートが10m3~300m3/secまで対応できるので
コンジェットゲートを少し開けたらホロージェットバルブいらなくね?
いやそうはならない。
コンゲットゲートは構造的に放流量を調整するのが難しい。
コンジェットの開度100%で300m3/sec放流できるのであれば
3.3%開ければ10m3/secになるよね?と思ったあなた。

そうはなりません。
ダムに携わったものからすれば
ゲートの開度をコンマ刻みで開度調整するのは
ほぼ無理!です。

開度調整はホロージェットバルブの方に分があります。
ホロージェットバルブの方が消費電力量も少ないですし。
多少の木材の噛みこみがあってもメンテは容易です。それでも面倒だけど。

コンジェットゲートの調査は水中ロボットや潜水士が必要になります。

クレストゲート
これが使われることはほぼない。
クレストゲートは別名:非常用洪水吐きゲートともいわれます。
使うときは本当に決壊ギリギリの場合です。
石手川ダムのクレストゲートから放流されてる写真はなかったので
京都の日吉ダムがクレストゲートから放流しているWebがあったので貼っておきます。


濁流というか、茶色い水に恐怖感を覚えます。

という感じで、石手川ダムについて調べてみました。

また追記することがあれば書いておきます。

 

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