2024/04/14
こびとの旅館
2019年制作
「家族が寝た後に一人漫画を読んだり、
朝早く起きて景色を見たりする旅館の謎空間」の落ち着いた空気感を再現したいと思い制作。
冷蔵庫の中にペットボトルが入っていたり、机でトランプのスピードをしているところを再現するなど、誰の記憶にもあるような景色を詰め込んだ作品。
こびとの押入れ
2020年制作
幼少期、押し入れに漫画やお菓子、照明や時計を持ち込んで「自分だけの空間」を作った思い出を元に制作。
1段目の衣装ケースは、足をひっかけて登るためのもの。
降りる時は、もちろんジャンプ!
こびとのベランダ
2021 年制作
投げ捨てられたランドセル、絵の具の固まったバレット、勉強机の正面に貼ってある献立表…
小学生男子の部屋を、配値を頼りに再現した作品。
あえて画像模索や調査をせずに作る事で、誰もが懐かしいと思えるような加像の余地のある作品に仕上げた。
こびとのエレベーター
2019年制作
エレベーターを設置する事で、「この行き先にはどんな空間があるのだろう」という安が広がると楽しいなと思い制作した作品。
ドアの横造やガラスの補強ワイヤー、内部の防犯カメラまで出来る限り再現した作品。
こびとの駅
2020年制作
「台所エクスプレス」、「リピング線」…
部屋の中にこびとが転する電車が走っていたらどんな路線があるだろう、と考えて制作を始めた作品。錯視を利用し、実際よりも長く見える通路を制作(この通路、上から見ると台形になっている)。
電気の光量や天井の配管に気を使い、誰もが見たことのある駅を目指した。
普段は見えない冷蔵庫の裏側が見所。
こびとの公衆電話
2020年制作
「こびとは部屋の中だけではなく、屋外にもいるのでは」という思いつきから生まれた作品。捨ててあるペットボトルをこびとが回収、改造して非常連絡用に設置した、と妄想しながら制作。
ちなみに作者は公衆電話を使った事がない。
こびとの秘密基地
2019年制作
「ルーターが点滅しているところを再現したい」
という思いから制作を始めた作品。
部屋のテーマは「自分の理想の空間」。
狭い空間に、生活していける最低限の物質を詰め込んだ。電子レンジの中には野菜スープが入っている。
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