12月にいちごの花が咲いてきた。どうするべき?

いちご

イチゴが12月に花を咲かせてしまうと、
その花芽(実がなる花)を消費するため、
結果的に春に咲く花芽の数が減少します。

花芽が減る理由

1.イチゴの花芽は有限
・イチゴの株は、品種や株の状態に応じて一度に作れる花芽の数がある程度決まっています。
12月に花が咲くと、その分の花芽を消費してしまうため、春に咲く予定だった花芽の数が減ります。

2.栄養の分散
•冬の時期に花を咲かせると、株のエネルギーが花や実の維持に使われ、他の花芽の形成や成長に影響を与えることがあります。

3.環境ストレス
•12月に花が咲くのは気温の乱高下や日照条件などの影響で起こることが多いです。株がストレスを受けている場合、花芽の発達に悪影響を与える可能性があります。

どう対処すべきか?

1.早咲きの花を摘む
•12月に咲いてしまった花は、収穫量や株の健康を考えると摘むのが良いです。これにより、株のエネルギーを温存し、春の生育や花芽形成に集中させられます。

2.環境を整える
•株が早く花を咲かせてしまうのを防ぐために:
•温度管理を徹底(夜間の温度を10~15℃程度に保つ)。
•過剰な日照時間を避ける(短日条件を保つ)。
•土壌の栄養バランスを整える。
3.春に向けた準備を優先
•冬場は花芽を形成する時期なので、花を摘むことで春の花芽数を減らさずに済みます。

まとめ

12月に花が咲いてしまうと、花芽の数が減少する可能性が高いため、早めに摘み取るのがベスト。
株の負担を軽減し、春に向けた生育を優先することで、全体の収穫量や株の健康を保つことができます。

いちご栽培に使っているものリストです。
よかったら参考にしてください。

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